各店舗の人員差が顕著に表れていた
導入した背景を教えていただけますか?
店舗の人手不足が深刻で、シフトをアルバイトから集めても余ってしまう店舗と不足する店舗の差が顕著に表れている背景がありました。その差を店舗間のシェアで埋められないか?そう考えたことが導入を検討したきっかけです。
シフトは隔週の提出で希望制を採用していたためシフトがうまく埋まらず、実態として店長が隔週で集まり、シフト会議を行ってやっとシフトが埋まるという非効率な状況でした。それでも埋まらないシフトには社員が入るという状況で、採用で充足が出来ていないからこそヘルプ活用で埋める仕組みを作ることが死活問題でした。
店舗、アルバイトが相互に協力しあう環境へ
解決したポイントを教えてください
Sync Upを活用して「余っている店舗」から「不足している店舗」にアルバイトを送る方法で解決をしました。
実行に当たっては、本部スタッフ/エリアマネージャーが集まったシフトを確認し差配する仕組みを採用しました。
Sync UpはWeb上で全店舗から集まったシフト状況の一元管理が可能で、どこの店舗がどれだけ足りないかを簡単に把握することができるようになりました。また、シフトを集めるにあたっても店舗/アルバイトもワンクリックで簡単に対応が出来るため、シフトの調整稼働も大きく削減することができました。
使ってみて効果はどうでしたか?
現状では、約半数のアルバイトがSyncUpを活用してヘルプ募集に応募し、7人月/380時間の労働力を創出できています。
また、導入をすることで店舗間/店長間の関係性が良くなったことも効果の一つです。
今まではヘルプ依頼を出し、他店から人を借りることが悪いという文化があったのですが、余っている店舗のアルバイトは「シフトに出たくても削られてしまう人」であるため、お互いのシフトも充足され、アルバイトの働きやすい環境が出来ることは良いことだという共通認識が生まれ、コミュニケーションが活性化されました。